2004年3月7日(日)
ヒロ野口氏によるバンドクリニック
at. 筑邦市民センター

ニューヨークで活躍、アトランティック・ブラス・クインテット、バンド・ジャーナル「ワンポイント・レッスン」執筆など幅広く活躍されているトランペット奏者“ヒロ野口”氏を迎え、バンド全体のレッスンを受けました。
くるめシティーブラスではレッスンを受けるのはこれが初めて。今年はバンド力充実の年という目標を掲げていましたので、こんな良い機会に恵まれて嬉しい限りです。
レッスンでは呼吸の基本からご教授いただきました。呼吸は管楽器の基本。でもこれがなかなかうまく行かない。人によっては考えすぎの人もいるし、全然考えていない人もいる(笑) そこを私たちのレベルにあわせた体を使った丁寧な指導をしていただきました。
この日私たちはとても「大切なこと」に気付かされました。それは本当は頭ではわかっていたことかもしれません。でもそれがはっきりと見えたし、それは音楽活動をやっている以上、追求し続けなければならないことでした。もしかすると音楽だけではなく生きていく上で常に意識し続けることなのかもしれません。こうしたい、こうなりたいという「目標」がある限り。
「挑戦」−チャレンジ−する。
このありきたりの言葉が、いま目から鱗が落ちたように、以前とは違って少し“格好よく”感じます。
チャレンジしている人は格好いい。
熱いことがなにか格好悪く感じ、斜に構えたり、冷めた目をしている人が多い時代に私たちは生きています。
だからこそ、この言葉を大切にしていきたい。
ヒロ野口さんはこんなことを直接言われたわけではありませんが、レッスンの中でヒロ野口さんの生き様を感じ、そんなことを感じた大切な大切な一日になりました。
ありがとうございました。 感謝。