8月28日(金)お通夜19:00~献花のみ
8月29日(土)音楽葬11:00~
会場:久留米草苑 大ホール
皆さんにお伝えしなければならないことがあります。
くるめシティーブラスの団長で、指揮者の村田努は、2020年8月25日(火)、脳幹出血のため 52歳で永眠しました。
「人と音楽」、それが、彼がその生涯をかけて大切にしてきたものだったので、彼の最期の時は、宗教を入れず、音楽葬で送りたいと思いました。その私の申し出に、バンドのみんなは、惜しみない協力をしてくれました。みんなが、それぞれたくさんの人たちにこの訃報を知らせてくれた結果、「一緒に楽器吹いて送りたい」という、かつての団員や、音楽友人たちが集まり、8月29日(土)の音楽葬には、演奏者は、村田を入れて総勢67人となりました。そして、その形は、村田の棺を真ん中に置き、周りを奏者が囲むというもの。もちろん祭壇の上もステージとなりましたが、これは草苑スタッフ皆さんの粋な計らいでした。
音楽葬は、4人の弔辞と5曲の演奏によって構成されました。
弔辞1:川口 剛(くるめシティーブラスバンドトレーナー兼顧問)
♪:THE GIFT OF FRIENDSHIP 友情の贈り物(Benjamin Yeo)
弔辞2:江頭 善徳(くるめシティーブラス 副団長)
♪:WE’RE ALL ALONE(Boz Scaggs)
弔辞3:八木澤 教司(作曲家)
♪:MEMORIES OF FRIENDSHIP(八木澤 教司)
弔辞4:豊福 伸一郎(くるめシティーブラス クラリネット奏者)
♪:アルヴァマー序曲(James Barnes)
喪主挨拶:村田 千秋
♪:風になりたい(宮沢 和史)
音楽葬の始まりには開演ブザーが鳴り、「只今より開演致します」と司会の方が言われました。演奏するごとに参列して下さった方から拍手があり、最後の「風になりたい」では、音楽会のいつものエンディングのように手拍子まで起こって、気がつけば、3時間にも及ぶ、「音楽葬」となっていました。
彼が生涯をかけて打ち込んできた音楽とたくさんの人によって、彼を送れたことは、本当に感謝でした。
ありがとうございました。
村田 千秋(村田 努 妻、くるめシティーブラス マネージャー )